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ヘテムルは使いづらい?評判の悪い理由|ロリポップとの違いも紹介

ヘテムルサーバー

ヘテムルとは有名なレンタルサーバーのロリポップと同じGMOペパボ運営しているサービスでリリースは2005年と17年前からある老舗のレンタルサーバーです。この記事ではヘテムルの評判(メリット・デメリット)、料金、使い勝手について解説していきます。

ヘテムルの評価まとめ

シェア率はかなり高い

日本のサーバーシェア率

ヘテムル2022年の国内レンタルサーバーのシェア率で他レンタルサーバーと比較すると5番目に位置するシェア率となっています。格安レンタルサーバーが上位を占めていますが、その中でも料金帯が決して格安でないことを考えると品質が良いことが支持率を支えている理由と考えるのが妥当です。

料金は1年利用で1650円

ヘテムルは法人でも個人でも利用できるレンタルサーバーですが、さくらサーバーやロリポップと比べるとだいぶ高い印象を受けてしまいます。1年間の利用の場合は1650円と個人や中小企業にとってはやや高めに感じるかもしれません。

しかし、3年プランなら1100円とエックスサーバーよりも若干安い金額で利用することができます。

セキュリティを意識しての利用だったら3年プランで利用すれば割とコスパは良いかも!

コーポレートなら何年も使うし、3年プランの方が確かに賢明だね

目次

ヘテムルとロリポップの違いは?

ヘテムルロリポップ
ストレージSSDSSD
容量500GB400GB
転送量40TB
(1日1.3TBまで)
無制限
料金最安値
36ヶ月
1100円550円
独自ドメイン別途有料無料で取得管理
バックアップ770円(1ヶ月)無料
独自SSL
データベース無制限無制限
サポートメール/電話メール/電話
表示速度

サイト運営コストはロリポップの方が安い

両サーバーの最安値は36ヶ月契約をした場合の金額になります。最安値でも料金が倍変わってきます。さらに契約期間が短い場合、ロリポップは1210円、ヘテムルは2200円とかなり高めです。

ロリポップでは利用期間中、独自ドメインが無料で利用できる特典があります。ヘテムルにはないので、この部分でも年間のランニングコストに差が生まれています。

3年間サーバー3年間ドメイン合計
ヘテムル39,600円約4,350円〜43,950円
ロリポップ19,800円無料19,800円

3年間で両者を比較するとロリポップはヘテムルより24000円ほど安いことが分かります。機能的にも変わらないことを考えると通常のブログやサイトを運営するならロリポップを選ぶ方が賢明です。

サイト表示速度はロリポップの方が優位

ヘテムル
PC版
77
スマホ版
46
ロリポップ
PC版
86.1
スマホ版
53

サイト表示速度を比較するとロリポップ(ハイスピード)の方がまだ良い結果を得ることができました。先述した料金も考慮するとロリポップを選んだ方が良いと言えます。

「ヘテムル」サーバーのデメリットは?

ヘテムルサーバーの評判レビュー
https://heteml.jp/

コスパを求めている人に向かない

ヘテムルは最低月額1,100円で使用することが出来ますが、ヘテムルと同じGMOペパボ株式会社のロリポップサーバーのハイスピードプランであれば半額の月額550円で使用することが出来る等、ヘテムルは他のサーバーと比較した時に決してコスパが良いサーバーとは言えません。

サーバーの料金比較

ヘテムルロリポップ
スタンダード
さくらの
レンタルサーバー
初期費用0円1,650円0円
月額費用
1年契約
1,650円660円437円
トータル
利用料
19,800円9,570円5,244円
月額費用
2年契約
1485円550円430円
トータル
利用料
35,640円14,850円10,320円
月額費用
3年契約
1100円440円425円
トータル
利用料
39,600円17,490円15,300円
公式HPへ公式HPへ公式HPへ

「ワードプレスを使ってホームページを作る」、「問題ないスピードでホームページが表示されれば良い」というのであれば上記を見るとさくらのレンタルサーバーが最もコスパが良いです。

バックアップ+復元はオプション費用

バックアップデータは自動で保存がされます。WEB知識のある方はそのデータをもとに復元実行をすれば良いのですが、実行を委託する場合、月額770円でいつでも復元できるプランと1回5,500円で復元するというプランのどちらかを選ぶ必要があります。

月額料金3ヶ月
2200円/月
6ヶ月
1,980円
12ヶ月
1,650円
24ヶ月
1,485円
36カ月
1,100円
期間費用6,600円11,880円19,800円35,640円39,600円
バックアップ
オプション
2,310円4,620円9,240円18,480円27,720円
合計額
+オプション
8,910円16,500円29,040円54,120円67,320円

ちなみに、月の使用料とバックアップオプションを合わせた場合、実質的な月額が他社に比べて圧倒的に高くなります。

「ヘテムル」サーバーのメリットもある!

WEB・メール・データベースが分離

ヘテムルのサーバーはWEBサーバー、メールサーバー、データベースサーバーが分離しているのが一番の特徴でしょう。基本的にWEBサーバーとメールサーバーは一体型となっているため、サイト側のプラグインの脆弱性からハッキングされるとスパムメールを送ってしまったり送受信に不具合が起きるといった事が発生します。

そういう視点では分離しているため、第三者の悪い人間からの被害を軽減できるため、セキュリティ意識の高い人におすすめのサーバーと言えます。

ヘテムルのシェア率は割と高い!

レンタルサーバーシェア率

日本ウェブホスティングのマーケットシェア

ヘテムルは2022年の日本国内シェア率は6番目とそれなりに高いパフォーマンス。流石に1位〜3位のエックスサーバー、ロリポップ!、さくらサーバーと比べると1/4のシェア率なので差を感じますね。ただ、ConoHa WINGやカゴヤサーバー、mixhostなどと比べるとまだまだシェア率は高いので信頼性も高いと捉えて良いでしょう。

サポートが充実!電話サポートあり

ヘテムルサーバーはメールサポートと電話サポート(平日10:00~18:00)の二つのサポート体制が、あり何かあった時に頼る事が出来ます。先述したようにヘテムルサーバーはシェア率が高くはありませんが、充実したサポート体制がある為、シェア率の高さで得られる恩恵と同等の恩恵を受けられるといっても過言ではないでしょう。

無料独自SSL

SSLとはサイト情報が第三者に流れないことやデータ改善を防ぐためのセキュリティ保護機能を意味します。この独自ドメインSSL対応はメジャーレンタルサーバーであればどこも無料が主流ですが、大塚商会などの古いサーバーではこのSSL対応に数万円かかります。会社としてサーバーを借りたい場合はこのランニングコストが勿体無いのでヘテムルサーバーの利用をおすすめします。

データベースが無制限!

データベースはワードプレスをインストールする際に必要になる入れ物のようなもの。スタンダードプランでは50個までのデータベース使用となりますが、ハイスピードプラン以上は無制限。

ワードプレスを搭載したデモサイト・ポートフォリオサイトをたくさん用意したい!という制作会社さんやフリーのエンジニアさんにはとてもおすすめできます。

不要なデータベースは定期的に消すことをおすすめしますので、発行時はメモをとっておきましょう。

ヘテムルサーバーの表示速度やコスパは?

安定性とサイト表示速度は?

サービス開始当初は障害が多く障害が多いサーバーというイメージを持たれている方もいるかもしれません。ですが、大幅なアップデートが行われたことで、障害が起こる頻度は激減しており安定性が増しています。

サイト表示速度テスト
PC版
77
スマホ版
46

表示速度は小規模〜大規模サイト及び、ブログ・コーポーレートサイトの組み合わせで複数サイトを計測。pagespeedinsightの点数を平均で出したものになります。計測時間帯、計測日は他社サーバー含めて全て同一です。

結果から見ると大したパフォーマンスではないですね。これを見るとロリポップサーバーConoHaサーバー方が圧倒的にコスパが良いです。

他社とヘテムルの料金比較

ヘテムルさくらの
レンタルサーバー
Conoha WING
ベーシック
初期費用 0円0円0円
月額料金1,650円※524円901円
年間料金19,800円※6,288円10,812円
容量500GB300GB300GB
独自SSLありありあり
バックアップ770円0円0円
※ヘテムルは1年間で契約した時の料金になります。3年間契約で月1100円で利用できます。
※XServerは1年間で契約した時の料金になります。

ヘテムルはランニングコストはやや高めの印象を受けます。ただ、容量が他のベーシックプランと比べるとかなり多いのが分かります。また、先述したようにWEB・メール・データベースが分離している点も考えると”付加価値がついている“と言えるため適正価格のようにも感じます。

ちなみにヘテムルの料金プランは一つのみ!

ヘテムルはこんな人におすすめ

大型なサイトを運営する予定の人

ヘテムルサーバーは超高速をうたっており、サーバー速度満足度で1位になったという実績を持っています。その背景としてはハイパフォーマンスをさせる高性能なサーバーとすべてのサーバーにSSDを採用していることがあります。

いくら充実したコンテンツを作り上げたとしても表示までに3秒掛かるとユーザーはほとんど帰ってしまうというデータもあり、表示速度はサイト運営で重視すべき項目の一つです。一概には言えませんがボリュームが多い大規模なサイトはサイトが重くなりがちなので対策としてヘテムルサーバーを選ぶユーザーも少なくありません。

通信量を確保したい人

ヘテムルの通信量は制限は1日あたり1.3TB月で40TBまでとなっています。他サーバーでは無制限と言ってますが、サーバー負荷が高まれば制限を入れる注意事項がされています。つまり、1TB(1000GB)に到達する前に制限がかかることも可能性としてはあるのです。

そういう点を考慮すると始めから1日、1.3TBまでは制限をかけないと言ってくれている点は良心的なサーバーであり、通信量の多いサイトを運営している人には強みになる点でしょう。

ヘテムルを利用している人の口コミ

ヘテムルのおすすめプランと料金

以前はヘテムルの料金プランは過去にベーシックプランとプラスプランの2種類がありましたが、現在は料金プランが一つにまとまっており、契約期間によって料金が変動する仕組みになっています。最短3ヶ月から利用が可能ですが、36ヶ月の契約と比べると月額コストは2倍も差があります。

3ヶ月6ヶ月12ヶ月24ヶ月36カ月
初期費用無し無し無し無し無し
月額料金2,200円1,980円1,650円1,485円1,100円
合計料金6,600円11,880円19,800円35,640円39,600円

サイト運営は基本的に1年以上運用することになるので、よほどのことがない限りは1年単位で契約することをおすすめします。長期にわたってメディア運営をする想定なら3年間契約をしたほうがコスパは絶対に良いです。

複数サイトを運営する場合はヘテムル以外も視野に

リスクヘッジをしよう

ヘテムルは複数ドメイン・ワードプレスを管理することができます。ただ、もしサーバーがダウンしてしまった場合は全てのサイトが見れなくなるので、複数サイトを管理する場合は他のサーバーも利用するようにしましょう。

ヘテムル以外のおすすめのサーバー

X Server
スタンダード
さくらの
レンタルサーバー
Conoha WING
ベーシック
初期費用3,300円0円0円
月額料金1100円※524円911円
年間料金13,200円※6,288円10,932円
容量300GB300GB300GB
独自SSLありありあり
バックアップ0円0円0円
※XServerは1年間で契約した時の料金になります。

エックスサーバーは、ランニングコストはかかるものの、高速化など安定性が強み。詳しくはこちら

さくらレンタルサーバーは、ロリポップと同等の価格帯でワードプレスが利用できる。何かと問題が起きることはあるが、利用者が多く解決策がネット上に溢れかえっておりサポートが実質的に充実している。

ConohaWINGは、エックスサーバーに次いで人気の高まっているサーバーランニングコストが若干下がる程度だが、高速化などのパフォーマンスに評判がある。

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この記事を書いた人

「生活に役立つ」をコンセプトに様々な商品・サービスの最適解をお届けする情報サービス。独自に設けた基準から比較評価をし、ユーザーにより良いモノを選んでもらえる体験ができるよう毎日掲載情報の精度向上に向け更新・執筆をしています。

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