突然ですがみなさん足が早くなる方法って知ってますか?ただ毎日走っていても体力はつくかもしれませんが正しいフォームなどを知っていないと意味がありません。この記事では学校では教えてくれない足が早くなる方法を丁寧に紹介している本/参考書を紹介していきます!陸上経験かつ指導者の経験もある筆者が厳選した選りすぐりですのでぜひ参考にご覧ください。
陸上競技の本の選び方|信頼度はどこで判断する?
出版されたのがいつかを見る
あまりに古い陸上競技のHowTo本は著者によっては偏見が強く、根拠のないデータをもとに書かれているケースがあります。古い本ほど「力を込めて走る」「脚を大きく上げる」「腕を強く振る」など書かれていたりし、参考になりません。
また、参考にしたところで速くなるはずがありません。陸上競技やかけっこの早くなる本を選ぶ際は出版された日がいつなのかをチェックすると良いです。平成初期などの本は避けた方が良いでしょう。
著者の権威性を見る
「陸上競技で活躍した選手が監修している」という点を重視した方が良いでしょう。どこの大学の教授か分からない、「あまり聞き馴染みのない学校の教授による身体のメカニズムで解説」というのは的外れな内容である場合があります。
一方で知らない学校の教授による著者だったとしても陸上界で有名な選手(特に平成中期以降に活躍している選手)が監修している、図解や写真に登場しているという参考書であれば情報としてはかなり信憑性があります。
図解や写真による解説がある
図解や写真がほとんどない本ほど参考にならないものはありません。特に足を速くするというのは身体の使い方を細かく把握する必要があります。図解無くしての解説は非常に困難で、文章だけでの解説は詐欺のようなものなので要注意です。
おすすめの陸上の本・参考書
「走り」が変わる! 陸上競技 スプリント 最強のコツ50 新装版 (コツがわかる本!)
青学の短距離監督が監修!
青山学院大学は大学選手権大会でも常に上位で活躍することで有名です。本の中ではテレビでもよく見かける藤森安奈選手もフォーム解説されています。陸上競技の基本からトレーニング方法までわかりやすく解説されているため、非常にためになります。指導者の人もあらためて自分の知識の整合性を確認するために読んで頂きたいですね。
ダッシュ博士のスプリント教室
朝原宣治監修!子供でも分かりやすい本の決定版!
北京オリンピック銀メダリストでもある朝原宣治さん監修の短距離に特化した本。ダッシュ博士というキャラクターがポップにスタートの仕方、姿勢、加速の仕方など丁寧に紹介してくれます。非常に細かく解説されているため、自身の悩みに合った改善案がほぼほぼ書かれています。子供も読みやすいのでおすすめ!
朝原宣治のだれでも足が速くなる
超シンプルで分かりやすい!
「かけっこを早くする」というシンプルな目標へストレートに導く本と言っても良いでしょう。北京オリンピック銀メダリストでもある朝原宣治さん本人がシーンごとに写真と図解を含めて解説しているので非常に分かりやすいです。書かれていることをそのまま実践すればマジで足が早くなりますよ。
陸上短距離走パーフェクトマスター トップアスリートと学ぶ、速く走るためのトレーニング
DVDも合わせて教材になるレベル
東海大学の高野進さん著書の短距離に特化した指導集のようなもの。写真と図解に合わせDVDによる解説もあり非常に勉強になる本。下手な陸上の指導を受けるよりこの一冊を読み込み、DVDを何回も見て真似る方が圧倒的に早くなることでしょう。はっきり言ってこのボリュームで1600円ほどで購入できるのは破格です。
できる!スポーツテクニック(9) 陸上競技
子供も指導者もみんな読んでほしい
こちらも高野進さんによる著書。小学生〜中学生向けのハウツーシリーズの一つです。世界のレジェンドであるウサインボルトの表紙が印象的な本ですが、高野進さん監修らしい分かりやすい写真含めての解説なので、非常に分かりやすい内容となっています。
子供だけで読むには理解が難しい部分があるので大人や指導者も一緒になって読み分析しながらかけっこの練習をすると良いでしょう。
小・中学生のための運動会で1位になる速くなる走り方教室
元日本代表短距離コーチの指導はハンパない!
2016年リオデジャネイロオリンピックの日本代表短距離コーチで銀メダルに貢献した堀籠佳宏さんによる著書。分かりやすい写真と図解、理論と実践の裏付けがありとても信頼のできる教本です。親子一緒に読み解きノウハウを身につけましょう!
子供の足が早くなる!おすすめの陸上の本・参考書まとめ
大人も子供と一緒に読もう!
本を買って子供に与えるだけではその子が早くなることはないでしょう。探究心のある子供なら一人でに研究し早くなるかもしれませんが、ほとんどの子供は本を読むことも一苦労。
現状の分析と改善は大人が寄り添ってあげるのが一番です。また、指導も否定ばかりするのではなく、一緒に本を読み一緒に新しい発見をする心持ちで教えてあげると効果的です。