スポーツに向いているとされるワイヤレスイヤホン「SonyWF-SP800N」を実際に使ってみたレビュー記事になります。イヤホンとして最重要な音質について、ワイヤレスイヤホンで重要な充電の持ちについても言及しているので参考にご覧ください。本記事はソニーのワイアレスイヤホンを検討している方におすすめです。
- 防水ワイヤレスイヤホンを検討中
- SonyWF-SP800Nの使用感を知りたい
- 音質を知りたい
SonyWF-SP800N(スポーツイヤホン)の主なスペック
製品名 | SonyWF-SP800N |
---|---|
バッテリー :ノイズキャンセリングON | 18時間 |
バッテリー:ノイズキャンセリングOFF | 26時間 |
オーディオ機能 | ノイズキャンセリング/アンビエントサウンド |
防水・防塵 | JIS/IEC IP55相当 |
価格(Sonyストア) | 26,400円(税込) |
SonyWF-SP800N(スポーツイヤホン)使える点と音質
宣伝通りの厚みのある重低音
EXTRABASSサウンドと呼ばれる重低音とノイズキャンセリング効果で厚みのある音を実現させています。宣伝文句通り重低音を求める人にはピッタリかもしれません。この重低音とノイズキャンセリングの組み合わせは運動中や移動中など雑音が入りやすい環境では特に刺さりますね。
ノイズキャンセリング機能
私自身が使用する場面のほとんどが通勤時の交通機関を利用している時になります。ノイズキャンセリング機能がないイヤホンを使用していた時は電車やバスでは周りが話をしていなくても、エンジンやモーター音が大きく音量を上げなければなりませんでした。過剰な音量で音を聞きすぎる事耳にを悪くするリスクを回避することが出来ます。
イラコライザーの調整
イラコライザーの調整とは音域の出力を調整して、ボーカルを強調したり、低音を強調したり等自分がこだわる音域を強調することが出来ます。私自身はそこまで音楽に凝っている訳ではないですが、イラコライザーの調整に慣れてしまっていて調整が出来ない状態に戻れません。
アクションの設定が出来る
ワイヤレスイヤホンでは音楽の再生停止などイヤホンをタップすることで実行することが出来ます。Sonyのワイヤレスイヤホンはアプリをインストールすることで左右どちらをタップするか、何回タップするかで何をするかを設定することが出来ます。
SonyWF-SP800N(スポーツイヤホン)の使えない点
充電がもたない
元々使用していたワイヤレスイヤホンが長時間の充電を売りにしており、1週間程放置していても使用出来たことから、再生時間が18時間というのは少し物足りなく感じています。またイヤホン起動時にアナウンスで充電状況を知らせてくれるのですが、「100%」「70%」「50%」の3段階しかなく50%の状態だと電源が切れるまでがかなり早いです。%の情報がアバウトな為随時充電が必要になります。
激しい動きをすると外れそうになる
スポーツ用のワイヤレスイヤホンの為ランニング時にも使用しています。ランニング程度であれば取れる可能性は少ないですが、スプリントやジャンプを伴うような激しい運動を行うことイヤホンが取れそうに緩んでしまいます。
安い物(5000円)Amazonイヤホンと比較してみた結果
そもそも私がSonyWF-SP800Nを購入した理由として元々使用していたイヤホンを無くした為、それの代替えとして購入を決めました。元々使用していたものはAmazonで5000円程で売っていたAKIKIという聞きなれないメーカーのものでした。金額的に見れば5,000円→20,000円と4倍の価格にランクアップしたイヤホンを使用した時に感じたことを紹介します。
WF-SP800Nの方が良かった点
- ノイズキャンセリング
- 充電口がtypeC
- ペアリングが切れにくい
- ケースが勝手に開きにくい
安い物(Amazonイヤホン)が良かった点
- バッテリーの持ちが良い
- 価格が安い
元々使用していたAKIKI製のイヤホンが充電の長さが売りだったこともあり、1週間通勤で使っても充電が持っていた為、Sony製に変えた当初は充電が短いと感じていました。充電以外の使用面については他のデバイスも充電コードはtypeCだったことからAKIKI製イヤホンがmicro-Bだった為充電ケーブルを何種類か必要だったことが解消されたことは良かったです。
音楽の再生を停止した状態で少し時間が経つとSony製は問題なく繋がりますが、AKIKI製は再度ペアリング設定が必要でした。また、AKIKI製はケースが勝手に空いてイヤホンがケース外に転がっていたことが何度かありましたがSony製では今のところはそのような事がない為満足しています。
充電の持ち以外に関してはSony製の方が優れているように感じます。今使用しているものが壊れた時にまた買い替えるとしたら私は再度Sony製を使用すると思います。
最上位のワイヤレスイヤホンとの性能を比較
WF-1000XM4との比較
製品名 | |
---|---|
WF-SP800N | WF-1000XM4 |
価格 | |
26,400円(税込) | 33,000円(税込) |
音質 | |
ハイレゾ音質対応無し | ハイレゾ音質対応 |
ノイズキャンセリング | |
ノイキャン性能 | ノイキャン性能 |
耐久性 | |
防水・防塵対応 | 防水・防塵対応無し |
同じソニーの最上位種と比べた時に純粋なスペックではスポーツ用はかなり劣っているように思います。その中でスポーツ用を選んだ理由は防水性能になります。ランニングなどで汗をかいた程度では壊れないと思いますが、小雨の中でもガシガシ使っていきたいと思った為スポーツ用を選びました。完全にインドアで使用する場合は迷いなく最上位種を選びます。
SonyWF-SP800N:まとめ
いかがだったでしょうか。今回はSony製ワイヤレスイヤホンのWF-SP800Nを使用してみた感想や他と比べてみた見解を紹介させて頂きました。今まで有線のイヤホンを使っていて、ワイヤレスイヤホンに変えてみたいと考えている場合は、用途に合わせて決めるのがベスト。
WF-1000XM4はスポーツ中の使用としては耐久性、音質ともに良好で値段に満足する性能なのでスポーツシーンに合うイヤホンの購入検討している人は是非おすすめです。