せっかくロードバイクを購入したなら長く綺麗に使いたいですよね。だけど何をどうしたらロードバイクを綺麗に保つことが出来るのか分からないですよね。今回はそんな人のためにメンテナンス工具を紹介します。
- これからロードバイクを購入しようと思っている人
- ロードバイクを購入したけどメンテナンス方法がわからない人
- メンテナンス用品をこれから揃えようと思っている人
簡単なことから始めよう
ロードバイクのメンテナンスで注意したいのはいきなり全部やろうとしないことです。全てを管理しようとすると「必要になる工具」や「消耗品」が増え、金額的な負担も増えてきます。
そもそもブレーキ調整やギア調整は知識なしで作業をしていくと故障の原因などのトラブルに繋がりかねません。まずは掃除でチェーンを綺麗な状態に保つ、フレームを清潔に保つといった小さな点からやっていきましょう。
空気入れは必須!
メンテナンス自体は自転車屋さんに任せる人もいるかも知れません。これは間違い無いですね。ですが、タイヤの空気圧は日々下がっていくものです。
毎回自転車屋さんで空気を入れるのもおかしな話なので、自身で空気を入れることくらいはしましょう。ロードバイクはフランス式バルブ専用の空気れが必要になります。ママチャリとは違うので注意しましょう。
メンテナンスに必要なアイテム7選
空気入れ(仏式)
ロードバイクの空気を入れるバルブはママチャリなどの空気入れと形状が異なるため、専用の空気入れが必要になります。ロードバイク本体を購入した際は合わせて購入しておきましょう。
安価で携帯用空気入れを購入できますが、携帯用は手で入れることになるため、十分に空気が入らないことに加えて作業が大変です。サイクリング時の緊急用として用意するくらいに捉えておきましょう。
スタンド
エーゼット(AZ) 自転車用メンテナンススタンド KF202 折りたたみ式
ロードバイクを街乗りや通学・出勤で使う場合はキックスタンドを取り付けることになるため、スタンドを別途用意する必要がないでしょう。
しかし、サイクリングでしか使わないような車体であれば、キックスタンドを取り付けるのではなく、スタンドを家に用意した方が良いです。
車体のメンテナンスにも使える
キックスタンドによる駐輪だとタイヤを浮かせて止めることができません。そのため、チェーンを洗いたい時などパーツクリーナーをうまく使うことができません。スタンドによる駐輪であれば後輪を浮かせることができるため、チェーンが洗いやすいくメンテナンスしやすいのでおすすめです。
オイル
メンテナンスにオイルは必須です。これがないとギア変速がスムーズにできなくなるだけでなく、注油を怠ると様々なパーツに錆が出てしまいます。1ヶ月に1回は注油した方がいいです。
また、ロードバイクには注油すべきところと、注油してはいけないところがあるのでその箇所は抑えておきましょう。
パーツクリーナー
パーツクリーナーはチェーンなどを洗浄するのに必要です。主にはチェーンを器具にはめ込んで洗浄する洗浄機タイプと、スプレー式のタイプがあります。洗浄機には基本的に洗浄液が付いているので、別途購入する必要はありません。
また、洗浄機タイプはチェーンの隙間や繋ぎ目まで洗浄できる優れものです。洗浄液をふんだんに使用するので手が汚れやすいです。ゴム手袋などをして手に付着しないように工夫しましょう。
フレーム洗浄液
基本的にはフレームの拭き取りは濡れたウエスやタオルで拭き取ることになりますが、泥汚れやオイル汚れなどはなかなか落ちません。そんな時にフレーム洗浄液を使用すればこびり付いた汚れを簡単に落とすことができます。
ウエス
主に車体を吹き上げる時に使用するのがウェスの役目です。タオルなどでも代用できますが、オイル汚れを拭き取ると洗濯してもなかなか汚れが落ちないという点があります。ウェスは使い捨てではありますが、オイルを染み込ませたり、汚れを吹き上げる点ではタオルよりも使いやすく単価も安いので掃除用としておすすめです。
六角レンチ
サドルの調整、シートポストの調整、ブレーキの調整などに有効なアイテム。上記のように多機能ツールセットを自転車に取り付けられるツールボックスなどに入れておけば遠征時のトラブルにも柔軟に対応することができます。
車体の調整ができない方は修理代はポケットに入れておき、自転車屋さんで修理や調整をしてもらった方が安全です。
予算があれば専用工具を最初から揃えてもいいです。セットになっているものを購入すれば、パンク修理からチェーン、ペダル、スプロケットの交換までできます。
ロードバイクを続けていけばいつかはそれらの交換する必要があります。一つ一つの工具を揃えるよりも、一気に揃える方がコスパが良いことが多いです。
その他
他にも100均で手に入るものでも十分に活用できます。
- 汚れ作業に使い捨ての透明手袋
- 力仕事用の軍手
- 地面を汚さないようにするためのレジャーシート
上記のものは専用のものでなくてもいいので購入しておきたい道具です。
ロードバイクに必要なメンテナンス用品まとめ
紹介したアイテム一覧
商品名 | 価格 |
---|---|
空気入れ | 1372円〜 |
スタンド | 2990円〜 |
オイル | 799円〜 |
パーツクリーナー | 4271円〜 |
フレーム洗浄液 | 1958円〜 |
ウエス | 672円〜 |
工具 六角レンチセット | 550円〜 |
工具 シマノホーロック用TOOL BOX | 9020円〜 |
メンテナンス系で最初に揃えるべきなのは空気入れ3,000円とスタンド2,500円ぐらいです。この2点はないと困ることがあります。後は予算次第ですね。
ただ、ロードバイクを続けていくなら上記で紹介したものを購入すると長い目で見ると良い選択だと言えます。必要経費と割り切って最初に購入するのもいいかもしれません。